「マリア様がみてる いとしき歳月(後編)」感想

ありがとう……そして、さようなら。(ノ△・。)


「will」
そうかー……もうすぐ薔薇様方が卒業されるのですか……。ちょっとしんみり……という感じ。
この部分の感想を書こう……と思うのですが、なかなかタイプが進まず。
「(*/∇\*)キャ♪」っと恥ずかしくなるシーンもあり、涙を誘われるシーンもあり……見所が沢山♪
蓉子さまの「ホットいちご牛乳オーレ」的な遺言あり、志摩子さんの美しい口パクあり。( ・∀・)イイ!!!!
志摩子さんの「あ・り・が・と・う」口パクの以前の……

「私が三年生になるまで、どこにも行かないで待っていてね。一緒に山百合会背負っていくんだから。志摩子さんがいなきゃ、私嫌だから」

……という祐巳さんの言葉は、志摩子さんの中できっと残ると思った。きっと。
このあとの「片手だけをつないで」を読むとさらにそんな感じが強くなりました。( ・ω・)
他は……荷物を整理していて涙する祥子さま(というか皆様)のシーンも素敵でございました♪
あと印象的だったのは……聖さま祐巳さんのシーンでしょう!!!!(  ̄ー ̄)(落ち着け

驚く白薔薇さまの唇からちょっとずれたところにあるほっぺに、こっちからチュッとやった。ほんの少し背伸びして。

キャ━━━━ヽ(゜∀゜≡(゜∀゜≡゜∀゜)≡゜∀゜)ノ━━━━!!!!祐巳さんやっちゃったー!!!!(暴走中
頭の片隅の由乃さんのお怒りによく堪えたぞ。祐巳さん。( ≧∀≦)b(ぉ
……そういえば祐巳さんと聖さまのコンビもリリアンでは見納めなのか。悲しい。
また出てきてくれますよね、聖さま………………って大学はリリアンかい!!!!( д)゜゜(同じように騙された人


・「いつしか年も
蓉子さま、江利子さま、聖さま……ついに薔薇様方もご卒業ですか……。
私の中で卒業式というものは「退屈なもの」という想いがかなり強いのですが、こういうのはいいなあ。
憧れ(若しくはファン)の先輩に花を付けて差し上げる。そして、涙……いい!!!!可愛い!!!!(ぉ
ふむふむ……薔薇様方の強い信頼関係の裏には様々な衝突もあったのですね。

そもそも、卒業式にリハーサルなんて必要なのだろうか。

もう激しく納得ですわ、聖さま。もうほとんど毎日リハーサルしていたような気が。
あんなことをよくやったと、今にしてよく思います。本番はそれなりにしんみりするけど。
結局はその学校でどんな生活をしたかによって、卒業式の感じ方も変わるということでしょう。
印象的であれば、思い起こすことも沢山あって、しんみりと涙を流すこともあるでしょう。
無かったら……まあ普通でしょう。私は確実に後者でしょうな。(・・;)
だって……別に今生の別れをするわけではないし。親友ならきっとこれからも……な。

聖が遠目にもわかるくらい爆睡していて、がっかりした。

私も卒業式で寝たことがありますけど(マテ)、さすがに卒業生のときには寝なかったな。
流石は聖さまという感じです。まあ今の私なら同じことをしそうですが。(  ̄ー ̄)(ぉ

今回も印象的な部分が多かったけど、やっぱり祥子さまの送辞のシーンが危なかった。
え?何がって?……もちろん涙が出そうになったからですよ。
そう……蓉子さまと同じく危なかったんですよ。(滝汗
特に「涙する祥子さまをフォローした令さま」というシーンは……ちょっと出てたかも。(ぇ


・「片手だけつないで

デ・ジャ・ブ

これが聖さま志摩子さんの出会いであり、この二人にもっとも相応しい言葉かと。
それを当事者以外でいち早くそれに気がついた蓉子さまは、やっぱり流石だなあという感じ。
志摩子さんについて聖さまと話をしているシーンは、

「生憎、本日『お構いなく』は切れてるんだけど」

「自分の想いを悟られないように」という感じで、嫌味を言ったのかなあ。
このようなことを言われてもあまり動じない志摩子さんにちょっとびっくり……。

「このままでは駄目なんです。解放してあげるか、誰かの妹として正式に薔薇の館に迎えるかどちらかにしてあげないと」

このシーンの台詞は「流石は祥子さま」という感じです。
「蓉子さまの妹だから」というわけではないでしょうが、その辺りを見抜くのは流石かと。
しかも、それを正そうとするのは、祥子さまらしいとも言えるのではないでしょうか。

でも、志摩子さんを巡る争いは、競う以前に勝者は決まっていましたな。
聖さまも……志摩子さんも……お互いに自分を写し……お互いを求めていたから。